RACING DRIVER

藤 慎之典

2015年、15歳で遅めのカートデビューを飾る。レース活動を本格化させた2016年にはSUGO国際西コースでレーシングカート「KT」の無差別級、「YAMAHA SS クラス」のコースレコードを樹立。現在も記録は残っている。

デビューからわずか2年、高校3年生で全日本カート選手権に出場。毎年のステップアップに順応する適応力と、1年間にある52週のうち51週は走り込むという圧倒的な練習量を武器に、大学時代の2018年と2019年にはイタリア遠征を経験。全日本選手権よりも高速なROK SHIFTERクラスで、2018年には初年度ながら日本人唯一の予選突破を果たす。翌2019年は同レースのDivision2で表彰台を獲得。

帰国後は大学3年生からカートレースの最高峰全日本カート選手権OKクラスに出場するなど、本人が「荒治療」と呼ぶ急激なステップアップを行っている。翌年にはフォーミュラへの参戦を開始し、Super FJ、FIA F4と毎年ステップアップ。

2022年のスーパー耐久最終戦でST4クラス「Weds Sports GR86」からツーリングカーデビューを果たし、エースドライバーとして活躍。中学生時代からの目標であるSUPER GTへの歩みを進めている。

CAREER